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蜂インザヘッド 

ものすごく考えているか、まったく考えていない

マウス

新しいマウスを買った。

十年くらいELECOMの無線マウスを使っていたが、先日反応しなくなった。電源を入れ直しても裏側の赤いライトが数秒で消えてしまう。単三の充電池を二本用意してローテーションしているので、大方今回も電池切れだろうと思って充電器に入れていた電池と交換したが、それでも反応が戻らない。とうとう来たか、と思った。まだ学生だった頃に買って以来毎日のように使い倒していたのだから長く持った方だ。下手すれば無造作にリュックのポケットへ放り込んだりもしていたし。愛着はあるが、マウスがないのはとても困るのですぐに新しいマウスの検討作業に入った。その時はこれという決め手に欠けて一旦保留した。数時間後、最後の悪あがきと思って再充電した電池と入れ替えてみると、なんと問題なく動くではないか。なーんだ、最初に入れ替えた電池がちゃんと充電されてなかったのね。チャンチャン。

という出来事があったのだが、その後本当にマウスの調子が悪くなってしまった。スクロールボタンの反応がおかしく、下に動かしているのに上に戻ったり、行き過ぎたり止まったままだったりする。ただでさえPCからだと見にくいTwitterがやりにくくでしょうがない。まるでマウスが拗ねたかのよう。「家電の調子が悪いと家電の目の前で言うと本当に壊れる」という迷信を聞いたことがあるけれど、自分の身に降りかかるとはね。多分スクロールボタンの奥にゴミでも挟まっているのだろうけど、分解できないので掃除もできない。仕方なくLogicoolの静音マウスに買い替えた。思っていたよりちょっとサイズが大きいけど(なぜ事前に確かめないのだ)、静かでなかなかいい。しかも2台のPCにセッティングしてスイッチでモードを切り替えることができたり、BluetoothだけじゃなくてUSBレシーバーもついていたり、さらにそのレシーバーがマウスの中に格納されていたりと色々機能がついていてかっこいい。使わないけど。

 

夕方、犬街ラジオの朗読用に鼠が出てくる短編を書いた。書きながら昔飼っていた鼠のことを思い出していた。その前に飼っていたジャンガリアンハムスターが死んでしまってから迎えたハツカネズミで、牛のような白黒模様だった。ふわふわのハムスターよりは毛がつるさらしていて、尻尾が力強くてジャンプが得意だった。おしっこはハムスターより臭かったけど。二年と少し生きたが自力で排泄ができなくなって、獣医に連れて行ったものの寿命ですと遠回しに言われ、しばらくして死んでしまった。マウスの代替わりを機に二匹目の鼠のことを思い出すのは、記憶というのは実によくできているなと思わされる。