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蜂インザヘッド 

ものすごく考えているか、まったく考えていない

オープンマイク

今日は「犬と街灯」でオープンマイク形式の朗読会の日。書き下ろしたい短編があって水曜日には半分できていたのだが、前日の夜中に語り手の口調と性格がこれじゃないことに気づいて書き直しはじめたら一向に終わらず、一旦仮眠して続きを書き、それでも終わらなかったのでリュックにノートPCを詰めて出かけた。

 

午前中は弟夫婦の家へ。電車の中でなんとか短編を書き終わり、PDFにしてネットプリントにアップ、ぎりぎり間に合った。弟たちに会うのはほぼ1年ぶりだと思う。お下がりのカメラをもらいに行ったのだが、もうすぐ2歳になる姪っ子と遊ぶのがたいへん楽しかった。興味の対象を数秒ごとに変えながら世界から遊びを引きずりだし続けている感じ。お昼どき、パスタの皿から長い麺を1本取り出し、両端をつまんで口にあて、「カレーパンマン」と言う彼女に、弟が「そんなん初めてするやん」と驚いていた。麺をカレーパンマンのあの波打った口に見立てたのですね。私はその時ロジェ・カイヨワが提唱した遊びの4類型(アレア<運>・アゴン<競争>・イリンクス<眩暈>・ミミクリ<模倣>)を思い出し、姪っ子がミミクリを自力で発見したことになんかもう畏敬というか、感じいってしまった。

 

移動中にセブンイレブンで朗読原稿をプリントして「犬と街灯」へ。初めてお会いする方もいれば久しぶりにお会いする方も。詩に近い人が3人、お話に近い人が4人。どこ(誰)に向けたテキストなのか、韻をどの程度意識しているか、語り的か演劇的か、音楽的か、声に徹するか身体を使うか、などなど、当たり前だけれど人によって全然違う。作品もだし、朗読後にそのあたりを順繰りに訊いていくだけでも相当楽しい。久々に訪れた「犬と街灯」は商品や装飾が増えていて、開店して2年になる時間の流れを思った。「北京犬」を買った。Twitterやブログ、「犬と街灯とラジオ」で交流のある鞍馬アリスさん、暴力と破滅の運び手さんにお会いできて嬉しかった。

 

帰りのバスで猛烈な眠気に襲われて乗り過ごしそうになった。帰ってコーヒーを飲んだけどまったく効かず、2時間ほど気絶するみたいに寝た。ひとまず忘れないうちに日記を走り書きしている。

 

スマートバンドのログを確認したら昨日の睡眠時間が2時間半だった。そら気絶するわ。寝ます。