/* 本文の位置 */ #main { float: left; } /* サイドバーの位置 */ #box2 { float: right; }

蜂インザヘッド 

ものすごく考えているか、まったく考えていない

冷めたピザ

冬至を抜けたからといって劇的に調子が良くなったりはせず、全身ナタデココみたいになりながら最低限の仕事をこなした。明らかに脳みそが糖分とカフェインを欲しており、じっと堪えていたが夕方とうとう我慢できなくなって志津屋でお試しシュトレンセットを食べた。元気が出た。糖分とカフェインしみる……。来年はどこかでシュトレンを買おうかな。

季節柄プレゼントを探す機会が多い。この季節が厄介で、プレゼントを選ぶには素敵な物を素敵と感じるアンテナが正常に働いていなければいけない。ところが今私のアンテナは冬の寒さと暗さのためにはっきり鈍麻しており、街に出てあれこれと物を見ても「百年も経てばすべてのものは塵に……」みたいなことを考えてしまうため、プレゼント選びが非常に難しい。数時間歩きまわって一つの物を買うのが関の山だ。今日はいくつか洋風のアンティークショップを覗いたのだけど、数年前と比べると全体的に陳列がすっきりしたお店が多かった。みんなコロナで仕入れができていないのだな。

 

夜は昨日の鍋の残りを適当にかさ増しした鍋マークツーを食べた。夕食後(一日の中でももっとも知能が下がる時間帯)にオオサンショウウオのぬいぐるみを抱え、「一日中寝ていてさっき起きたため元気が有り余っており、異常に高いテンションで周囲の迷惑もかえりみずオールナイトのDJイベントを催そうしている」というテイで「♪オオサンショウウオが恋をしたよ 相手は素敵な流木さ~  ああ だけどだけど 彼~は流れ者♫」という無い歌を歌っていたら、同居人が「急に話題が変わったね」とコメントし、どういうことかと思って尋ねたところ「彼~は流れ者」を「カレーは流れもの」つまり「カレーは飲み物」的な歌詞と捉えていたことが判明、異様にツボってここ半年で一番くらいの勢いで笑い転げて止まらなくなった。今こうして文章にしていると何が可笑しいのかすでに見失いかけているのだけど、異様にツボる瞬間って大体そうな気がする。そうした瞬間を人に聞いて集めてみたらどうだろう、ぜんぜん共感できない冷めたピザみたいな文章が集まって楽しそう。