/* 本文の位置 */ #main { float: left; } /* サイドバーの位置 */ #box2 { float: right; }

蜂インザヘッド 

ものすごく考えているか、まったく考えていない

点取日記 21 持てる荷物はとても少ない

週末は実家に忘れ物を取りに行っていた。

引っ越しの時これだけの荷物が私に必要なのかと驚いた話を以前書いたが、なんとまだまだ必要なものが足りていなかったのだ。

 

パン皿がなかったしヘアブラシを忘れていたし、ティーポット、小さなカゴ×2、カレンダー、ハンガー15本、カーテン生地、その他雑多な文房具類。

 

昔百貨店でもらったばかでかい手提げ袋とリュックにこれらを満載して帰るのはなかなか骨が折れた。

しかもまだ、なくてもすぐには困らないけど持って帰るのを諦めたものがいくつかあるのだ。本とか瓶とか。

 

あと猫。猫は連れて帰れないけれどこんなに離れるのは久々だったので(でも去年旅行で2週間家を空けたなそういえば)、じっくり撫でてきた。

 

1週間ぶりに会った猫はなんとなく出迎えてくれ、私が履いているジーンズで爪とぎをするなど独特のやり方で歓待してくれたがあとは平静だった。

 

もっと猫のかわいさが脳に染みて爆発したりするんじゃないかと思っていたが意外とそうでもない。

それより猫のふかふかした匂いと、抱き上げた時の体の温かさの方がずっと驚きだった。

 

考えてみれば当たり前で、視覚の記憶より嗅覚触覚の記憶の方が喪われやすいのだ。

こんなにも早く忘れてしまうなんてなんてあっけないのだろう、私にできることはせいぜい、その時感じたことを書き留めておくくらいのことだ。

 

うちの猫はいい匂いがします。お腹は干したての毛布みたいな匂い、胸はそれに少し酸っぱさを足した匂い、うしろ頭は埃の匂い、肉球はナッツみたいな匂い、口は物を食べたあとだと時々くさいです。

 

うちの猫はずっしり重たい。抱きあげると大人しく抱かれて顔を舐めてくれる時と、早々に脚を突っ張って降りたがる時があります。そして温かい。とてもとても温かい。小さな体の中心から温かさが泉のように湧いてくる。猫は自分が温かいことを知らないと思います。

 

その日はかつ丼屋でごはんを食べました。半同居人はチーズかつ定食を、私はおろしかつ定食を食べました。おいしかったです。

 


f:id:hachimoto8:20180806092252j:image

「君は引っ込んでいなさい 5点」

 

最近文字だけの占いが続いていてさみしい。

言われなくてもわりと引っ込んでる方だと思う。

このくじすごくフラットな感じするな、5点という点数もそうだし、押し込めてるのかかばってるのかわからない感じがする。